春秋航空 エアバスのシャークレット搭載機を導入
中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空公司はこのほど、エアバス社のシャークレットを搭載した機種を間もなく導入すると発表した。これにより同社の保有機数は計38機に増加することになる。国際金融報が伝えた。
シャークレットはエアバス社が開発した最新の翼端燃料消費削減装置で、燃費を改善し二酸化炭素の排出を削減できる。春秋航空は中国LCCとしては初めて、シャークレットを搭載した機種を導入した。エアバス社の関係者は、「中国東方航空から今年5月の時点で同機種を受注していた。春秋航空は中国東方航空に続き同機種を発注した、2番目の中国航空会社だ」と語った。
春秋航空の王正華董事長は、「シャークレットは航空機の空力性能を高め、燃費を改善し二酸化炭素の排出を削減する。最近の航空機用燃料価格の上昇は、当社の業績に一定の影響を及ぼしている」と述べた。
新機種の加入により、春秋航空は国内便の拡大を継続する。新機種は上海-湛江、杭州-長沙など、重要な出張旅行都市の新路線に投入される。
春秋航空によると、同社の保有機数は38機に増加している。しかし王董事長の野心はこの程度ではなく、「各方面から規制を受けなければ、5年内に100機突破を実現する」と目標を語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月27日