工商銀行ブラジル支店が開業
中国工商銀行ブラジル支店が26日、サンパウロ市で正式に営業をスタートした。同支店は中国とブラジルの顧客向けに、預金、貸出、決済、貿易融資、投資銀行など全方位的な金融サービスを提供し、両国間の経済、貿易、投資を促進する架け橋や紐帯の役割を果たすことが期待される。人民日報が伝えた。
同支店の開業に伴って、同行は世界の十大経済体すべてに機関・ネットワークを設けたことになる。ここ数年来、両国の経済貿易関係は力強く発展し、中国は今やブラジルにとって一番目の貿易パートナー、一番目の輸出先、一番目の輸入元だ。両国貿易の規模は年平均約10%のペースで増加を続けている。2012年には中国資本の対ブラジル投資額が150億ドルを超えた。ある統計によると、現在ブラジルには中国系住民が20万人以上いるほか、毎年4万人を超える中国人観光客が訪れており、中国関連の各種金融サービスには巨大な潜在的ニーズがあるといえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年9月27日