霧に覆われる新疆・開都河の銀景色
新疆維吾爾(ウイグル)自治区焉耆(エンギ)盆地の開都河中・上流に位置する新疆生産建設兵団第2師団21連隊の区域では、濃霧が広い川を覆い、岸辺の野生の木々は樹氷で飾られ、辺りはおとぎ話の世界のような風景が広がった。魅力的な冬の景色を楽しむ多くの人が銀世界の中で写真を撮影し、美しい瞬間を記録していた。中国新聞網が伝えた。
焉耆盆地は盆地にある焉耆県で有名だ。新疆・塔里木(タリム)盆地の東北側、天山山脈と他の山脈との間に位置する中生代の陥没盆地だ。焉耆盆地は新疆でも海抜が低く砂漠からも離れていることから、冬は寒く湿った気候で、毎年冬になると開都河が凍結する前に濃霧が発生し、川辺を霧の世界に変えてしまう。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年12月12日