ハッキングで人を殺す? 恐るべきサイバー攻撃の手口を紹介 (6)
五、無人機による攻撃
神出鬼没の殺し屋である無人機は、昨今大きな話題になっているが、これは同時にテロリストの仲間になる可能性がある。無人機そのものを操作しなくとも、間違った方向に飛ばすか墜落させるだけで恐怖と破壊を引き起こすことができる。イランは2012年に、米軍のRQ-170無人攻撃機を拿捕したと発表したが、これはその最も有名な例だ。
しかし軍の海外における行動よりも、人々は本国内で類似したことが生じないかについて関心を持っている。その答えは、当然ながら「イエス」だ。2012年夏、アメリカ国土安全保障省が実施したコンテストにおいて、テキサス州オースティンの学生らが、政府の無人機の行動を妨害することに成功した。
米連邦航空局が2015年に無人機専用の空域を設定すれば、米国は常に無人機の「ご厄介」になる時代に突入する。科学者・警察局・大学など数えきれないほど多くの部門、さらには個人までもが、無人機を使用する機会を得ることになる。そのため無人機が悪意ある利用をされることは必然的だ。
脅威レベル:★★(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月20日