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嫦娥3号 打上げから月面着陸までの13日間を追う (2)

 ◆第3段階:楕円軌道で月を4日間周回

 軌道変更後に100×15キロの楕円軌道に入り、4日間の飛行を経て、高度約15キロから動力降下を開始する。

 焦氏は、「楕円軌道は月から15キロ、虹の入り江地区の上空に接近する。嫦娥3号はこの4日間に予定している着陸地点のより正確な探査・測量を実施し、クレーターや巨大な岩がないことを確認する。円軌道の4日間の飛行が月を見るだけならば、その後の4日間は詳細に見ることになる」と説明した。

 ◆第4段階:降下720秒後に着陸

 動力降下の時間は720秒だ。嫦娥3号はマイクロ波・レーザー距離計を使用し、月までの距離と速度を計測する。光学画像化センサーを使用し、接近段階の大まかな障害物の回避を実施する。レーザー3D画像化センサーを使用し、空中静止中に細かな障害物の回避を実施し、安全区域での軟着陸を実現する。

 焦氏は、「嫦娥3号の任務はこれで最も重要な段階、最も見所の多い段階に入る。この短い12分間に示される技術は、非常にハイレベルなものだ。720秒は詳細な計算に基づき導き出された数値だ。嫦娥3号は垂直降下するのではなく、月面と一定の角度を形成し、月面を詳細に観察しながら降下する。これは15キロという距離が、遠距離であるためだ。この12分間内に、急坂、クレーター、岩などの障害物が見つかれば、まだ回避が間に合う。他にも降下の際に一定の高度で静止しなければならず、地上の障害物を最終確認する」と説明した。

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