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中国東北部の油ガス生産量 2030年まで増加の見込み

【中日対訳】

 国土資源部(国土資源省)がこのほど発表した中国東北部の石油・天然ガス資源評価結果によると、中国東北部における石油確認埋蔵量は年平均1.5億トンにのぼり、石油生産量は5000万トンの水準を維持している。天然ガスの確認埋蔵量は年平均400億立方メートル、生産量も急速に増加しており、260億立方メートルに達する見込みだ。東北地区の石油・天然ガス生産量は、2030年まで増加を続ける見通しとなっている。科技日報が伝えた。

 専門家によると、東北部の石油・天然ガス資源量が大幅に増加した主な理由は、理論革新と探査開発技術の進歩だという。貯留岩(油やガスが貯まっている岩石)に関する理論の発展と技術の進歩により、石油探査の範囲が広がった。東北部は近年、深部火山岩天然ガスの探査で重大なブレークスルーを果たし、徐家囲子・長嶺の2カ所の1千億立方メートル級天然ガス田を発見した。ここ5年間で掘削されたシェールオイル用の新たな井戸は600カ所あまりにのぼり、探査が大幅に進んだ。

 国土資源部は、「東北部の石油探査では、旧油田地帯の詳細な探査を強化し、周囲の中小規模の盆地の探査を急ぐべき。天然ガスの探査では、深部のリフト系の火山岩、砂礫岩層などを重点とすべき」と建議した。(編集SN)

 「人民網日本語版」2012年11月21日 

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