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陝西省で再びアシュール型石器が発見

 陝西省考古研究院はこのほど洛南盆地における旧石器遺跡発掘の最新成果を発表し、石器1万8千点が出土したほか、前期旧石器時代のアシュール型石器(ハンドアックスやつるはし状の道具)が再び発見された事を明らかにした。同遺跡は中国ないしは東アジア地域でアシュール型石器が最も集中的に発見された遺跡となった。人民日報が伝えた。

 陝西省考古研究院、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所、洛南県博物館、南京大学は2012年9月-12月にかけ、洛南盆地の旧石器遺跡6カ所の緊急発掘を行った。

 今回の発掘で注目すべきは、郭◆・張豁口付近の数カ所において、アフリカ大陸やユーラシア大陸西側に広く分布するアシュール型石器が再び発見されたことだ。これにより、かつて洛南盆地においてアシュール型石器が発見されたことが偶然ではなく、同地域には同タイプの遺跡がまだ数多く保存されていることが証明された。

 今回の発見は、東アジアの旧石器時代の様子、東西の旧石器文化の比較、および現代人類の起源と技術などの研究にとって極めて重要な学術的価値を持つ。(編集SN)

 *◆は土へんに原

 「人民網日本語版」2013年1月28日 

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