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中国高速鉄道 初の「点検車両」が登場

 中国初の高速鉄道「点検車両」が、春運(春節前後の帰省ラッシュ、今年は1月26日から3月6日の40日間)期間に滬寧高速鉄道に登場した。これは上海鉄路局が中国鉄道科学研究院と共同で開発に成功した、初の高速鉄道設備総合点検車だ。同列車は線路上を一度点検するだけで、レール構造、電線との接触状態、線路周辺環境などの各項目の検査・分析・警告を実施することが可能だ。1時間当たりの点検距離は約75キロに達し、点検効率はこれまでの20数倍に向上した。人民日報が伝えた。

 同列車はハイテク手段を用い、映像の収集、レーザースキャン、コンピュータ画像処理、RFIDによる高精度位置検出、スマート化分析判断などの先進技術を採用した。線路上を一度点検するだけで、レール面に摩耗がないか、レールの留め具に異常がないかといった各項目をリアルタイムで記録し、直ちに設備欠陥評価報告を行うことが可能だ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年2月1日

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