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中国のインターネット依存症基準、国際的に認可

【中日対訳】

 北京軍区総病院中国青少年心理成長基地の陶然主任が中心となって制定した「インターネット依存症臨床診断基準」がこのほど、米国精神医学会の精神障害に関するガイドライン「精神障害の診断と統計の手引き(DSM)」に採用された。これは、同基準が正式にネット依存症診断の国際基準となったことを意味する。中国の診断基準が国際医学界から認可されたのはこれが初めて。人民日報が伝えた。

 ネット依存症の診断基準を制定するため、陶主任らは2005年より、計1200人のネット依存症患者に対する統計・分析を行い、世界で初めてネット依存症は疾患の一種であると提起。ネット依存症の1種、オンラインゲーム依存症に関する9つの診断基準を総括した。

 これらの基準には、「渇望」、「禁断症状」、「耐性」、「ネットから離れられない」、「オンラインゲームのせいで他の興味が減った」、「どうなるか知りながらも、遊びすぎてしまう」、「オンラインゲームにかけた時間や費用について他人に嘘をつく」、「ゲームを通じて現実逃避する、又はマイナス感情を緩和しようとする」、「ゲームのせいで友情や仕事、教育や就職の機会に影響が生じた、又はそれらを失った」などが含まれる。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年7月17日

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