レノボ CDMA機の販売を強化
中国電信(チャイナ・テレコム)と共同でCDMA規格のカスタムメイドモデル携帯を数機種同時に発表し、これまで劣勢に立たされていたCDMA機への取り組みを強化した。京華時報が伝えた。
レノボの中国携帯市場での売上は、中国メーカーの中ではナンバーワンを誇り、全メーカーのうちサムスンに次ぐ2位となっている。しかしレノボの優位は中国聯通(チャイナ・ユニコム)や中国移動(チャイナ・モバイル)とのカスタムメイドモデル携帯にあり、CDMA市場では優位を占めていない。通信キャリアと提携し市場で急速に台頭したレノボはこの劣勢を受け、CDMA市場の取り組みを開始した。
レノボは中国電信と提携し、「翼時尚」シリーズのS820e、A750e、A630e、A770e、A370eなど、多くのCDMAスマート端末を発表した。レノボがこれほど大々的にCDMA機を発表するのは稀なことだ。レノボの馮幸副総裁は、「中国電信は当社の重要な提携先であり、今回の発表により、当社は中国電信との戦略提携を新たな高みに引き上げる」と語った。
情報によると、今回レノボが中国電信と発表したS820eの販売価格は1590元(約2万5540円)で、レノボの店舗と中国電信の営業店を含む全販売チャネルを通じ、今月より発売される予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月6日