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ウェアラブルデバイス 市場繁栄の前提条件とは?

 中国検索最大手・百度と中国セキュリティソフト最大手・奇虎360は29日、それぞれのウェアラブルデバイスを発売した。百度のウェブサイトによると、百度雲(百度クラウド)のウェアラブルデバイス「◆●ブレスレット」、「inWatch」がすでに発売されている。奇虎360にとって初のウェアラブルデバイス「360児童衛士」も、神秘のベールをはがされた。光明網が伝えた。

 ウェアラブルデバイスに関しては、1960年代の米国まで遡る必要がある。マサチューセッツ工科大学は当時、「ウェアラブル技術」というコンセプトを提唱した。同技術を利用すれば、マルチメディア・センサー・無線通信などの技術を人々の服に搭載し、ジェスチャーや目の動きなどによるさまざまな交流方法をサポートできるというのだ。

 近年最も注目を集めているのは、グーグルの「Google Glass」だ。同製品は音声制御・ナビゲーション・カメラ・動画・チャットの機能を集約しており、SFチックで未来感あふれる出来栄えとなっている。それからサムスンの「Galaxy Gear」は、1.63インチのAMOLEDディスプレイ、ブルートゥース、カメラを搭載している。またアップルの「iWatch」も注目を浴びており、2014年に発売されると予想されている。

 ウェアラブルデバイスは広大な市場を有する。その出荷台数は2017年に6400万台を超え、2012年の830万台の8倍以上に達すると分析されている。

 現代は科学技術が人々の暮らしを包み込む時代だ。ウェアラブルデバイスはモノのインターネットに根ざし、その製品はスマート端末から健康状態や行為を察知するセンサーなどよりどりみどりだ。技術普及に伴い、ウェアラブルデバイスの日常的な使用量は、数年後に1人平均10台に達すると予想されている。人々が10数台のハイテク装置を携帯する様子は、今日の我々では想像もつかないことだ。ゆえにユーザーエクスペリエンスの優劣が、製品の出来栄えを左右することになる。

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