中国の院生教育が発展、博士を50万人育成
【中日対訳】 改革開放以来、中国の院生教育が急速に発展した。現在までに420万人の修士、50万人の博士を育成しており、500万人弱の高学歴人材が各業界の中堅として活躍している。新華社が伝えた。
2013年全国博士生学術フォーラム(法学)が、9日に中国人民大学で開かれた。中国教育部(教育省)学位管理・研究生教育司の黄宝印副司長は同フォーラムで、「中国の院生教育は開始が遅れたが、急速に発展した。特に1999年以降の発展は目覚しいものだ。院生教育を初めてから35年間で50万人以上の博士を育成しており、社会の各事業の発展を支えた」と語った。
黄副司長はまた、「中国の博士教育は、欧米の先進国から依然として大きく遅れている」と強調した。中国は「需要に貢献し、質を高める」という方針に基づき、学術学位・専攻学位の改革を推進し、第一責任者である指導教員に対して、より厳しい要求を突きつけた。学術研究を奨励するため、中国財政部(財務省)と中国教育部は2012年に「大学院生国家奨学金管理暫定方法」を発表し、大学院生国家奨学金の設立を決定した。同奨学金は、在学中の博士全体の7分の1に当たる1万人の博士に、1人当たり年3万元を支給している。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月12日