放送開始後に再編集されたドラマ「武媚娘伝奇」

各シーンの比較図（左が修正後）

人気女優の范氷氷（ファン・ビンビン）や俳優・張豊毅（チャン・フォンイー）、歌手・李治廷（アーリフ・リー）らが共演するドラマ「武媚娘伝奇(The Empress of China)」は、昨年12月21日に湖南衛視(衛星テレビ)で放送が始まったものの、同月28日に放送中止が発表。4日後の1月1日夜から放送が再開した。人民網が報じた。

中国国務院新聞弁公室が21日に開催した会見で、記者が「同ドラマはなぜ編集をし直したのか？」と質問したのに対し、 中国国家新聞出版広播電影電視（ラジオ・映画・テレビ）総局の田進・副局長は、「放送が始まってから、多くの視聴者から、『未成年者の成長に悪影響を及ぼすシーンがある』とクレームが入った。当局は法律に基づいて監督・管理する責任を負っており、審査の結果、修正すべき部分があることが発覚した。新聞出版行政部門が法律・規則に基づいて、放送や製作に携わっている関係者に修正を指示し、修正後放送が再開された」と説明した。