また、「この研究は学術において『新流派』。現在、中国に関連の研究はない。当書の内容は私がまとめたもので、容色の研究における空白をうめるだろう。最終目標は、『容色鑑定師』として、同分野を発展させること」と、自身の主張に自信も見せている。
中央戯劇学院はこのほど、「王さんは当学院が雇用している警備員」であることを認めたうえで、「書籍出版は王さん個人がしたこと」とし、「同書籍についてまだよく理解していないため、何か評価を下すことはできない」との声明を出した。また、「学生の合否は、文化的素養、芸術的素養、技能などを総合的に考慮して決めており、外見だけで決めているのではない」とした。
社会学専門家の張函氏は、「社会心理学的には、外見が仕事や家庭、恋愛などに影響を及ぼすことを示す研究結果がたくさんある。また、心理学的にも、社会的にも、外見が優れている人のほうが仕事もでき、楽しく生活していることが知られている。そして、顔が左右対称のほうが、他の人に『美しい』と感じられやすい。多くの書籍が、そのことを論証している」との見方を示した。
しかし、「外見ばかりを強調してはならない。外見の良さと『成功』は別物で、そればかりを強調するのは、社会の価値観に背き、若者に間違った世界観や道徳観、価値観を与えてしまう。その他にも優れた分野があってこそ、外見も生きるようになるもの。基礎点があり、外見はそれに追加点を加えるような存在」と指摘している。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月13日
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