ドラゴンボートは、中国の端午の節句における重要な伝統文化活動の一つだ。毎年旧暦の5月5日が近づくと、各地でさまざまなドラゴンボートレースが催される。長沙市で6月6日に実施されたドラゴンボートレース「スーパーマンVSバットマン」は、中国文化と欧米文化が融合した珍しいケースで、注目を集めた。
スーパーマンとバットマンのコスチュームを着用した会社員が同日、石燕湖のほとりに集まった。スタートの掛け声により、ドラゴンボートレース「スーパーマンVSバットマン」が正式に開始された。先頭の太鼓打ちが両手を振り、太鼓の音が空に響き渡った。スーパーマンとバットマンは掛け声をあげ、勇ましく舟をこいだ。2隻の舟が先を争い、頭を揃えて進んだ。
バットマンチームのメンバーによると、このスーパーヒーローによるドラゴンボートレースは、会社の社員が企画したもので、主に仕事のストレスを和らげ、同僚間のチームワークを高めることが目的という。スーパーマンとバットマンのコスチュームを着用したのは、同僚と共に楽しく忘れがたい端午の節句を送るためだという。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月7日