『小康社会の全面的完成に関する習近平の論述ダイジェスト版』が出版

『小康社会の全面的完成に関する習近平の論述ダイジェスト版』（中共中央文献研究室編、中央文献出版社刊）がこのほど出版され、全国で発売された。

第18回党大会以来、習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は党と国の事業発展の大局に立って、小康（ややゆとりのある）社会の全面的完成をめぐり、一連の新たな理念、思想、戦略を打ち出した。

これらの重要な論述を真剣に学び、貫徹することは全体的目標「五位一体」と戦略的目標「4つの全面」に従い、小康社会の全面的完成の重大な意義を深く認識し、小康社会の全面的完成の基本的要請と重要課題を正確に把握し、新発展理念を用いて経済・社会発展を先導、推進し、小康社会の全面的完成の最終局面における偉大な勝利を勝ち取り、奮闘目標「2つの百年」を達成し、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するうえで、非常に重要な指導的意義を持つ。

同書は「小康社会の全面的完成は中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するうえで鍵を握る一歩」「経済・社会発展の新常態（ニューノーマル）を主導的に把握し、積極的に先導し、新発展理念による経済発展の先導と推進を堅持する」「国情に合った設計と国の政治制度の発展を堅持し、各方面の制度をより成熟した、定型化したものにする」「社会主義文化強国の建設を推進し、国民の資質と社会文明の程度を顕著に高める」「民生を保障、改善し、国の安全と社会の安定を維持する」「美しい中国を建設し、人々のために望ましい生産・生活環境を創造する」「党の発展指導の能力と水準を高め、小康社会の各任務の確実な実施を確保する」――の7つのテーマで構成されている。初めて公開されるものも含め、習総書記の2012年11月15日から3月10日までの談話、演説、祝辞、指示など130余りの重要文献から332の論述を抜粋し、収録している。編集NA）

「人民網日本語版」2016年6月6日