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外交部、南中国海の航行と上空飛行の自由にそもそも問題は存在せず

人民網日本語版 2016年06月06日11:02

外交部(外務省)の華春瑩報道官はアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)で南中国海の航行と上空飛行の自由の問題への言及があったことについて、「南中国海の航行と上空飛行の自由にそもそも問題は存在しない。特定の国がいわゆる航行の自由の権利の維持と行使にかこつけて、実際には地域の平和と安定をかく乱する行動を止めることを希望する」と述べた。

【記者】今回のアジア安全保障会議では、南中国海問題について航行と上空飛行の自由の問題に懸念を表明する声が一部から上がった。これについてコメントは。

【華春瑩報道官】発言に注意を払っている。南中国海の航行と上空飛行の自由にそもそも問題は存在しない。南中国海での各国の通常の航行と上空飛行には一貫して滞りがなく、どの国であれ問題に遭遇したとの話は聞いたことがない。

中国側は各国が国際法に基づき南中国海で有する航行と上空飛行の自由を一貫して尊重し、支持するとともに、他の南中国海沿岸国と共に大きな努力を払っている。これは国際社会のどの国の目にも明らかだ。

特定の国が南中国海の航行と上空飛行の自由の問題を意図的に誇張する真意は恐らく別にある。南中国海情勢のいわゆる緊張を意図的に誇張することで、地域の国々の関係に水を差し、南中国海問題に政治的、軍事的に介入する口実にすることこそが、彼らの真の目的だと思う。

南中国海最大の沿岸国である中国が航行と上空飛行の自由を維持することは、国際法の要請であり、自らの根本的利益にも合致する。中国は引き続き南中国海の航行と上空飛行の自由を揺るぎなく維持し、滞りのない航路を確保する。われわれは特定の国がいわゆる航行の自由の権利の維持と行使にかこつけて、実際には地域の平和と安定をかく乱する行動を止めることも希望する。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年6月6日

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