中国気象局と国家発展改革委員会が共同作成した「全国気象発展第13次五カ年計画」が、先ほど正式に通達された。同計画は2020年までに、中国の24時間内の天気予報の精度を88%、気温予報を84%、豪雨予報を65%にするとした。また24時間内の気象予報の空間分解能を1キロメートル、時間分解能を1時間とし、大荒れの天気の予報・警報を30分以上前に実現する。気象予報・警報情報の伝達を90%以上の一般人をカバーし、一般人の気象サービスへの満足度を86ポイント(100ポイント制)以上で維持する。人民日報が伝えた。
取材では第12次五カ年計画期間中(2011−15年)、中国の気象現代化水準が大幅に向上したことが明らかになった。第11次五カ年計画期間中(2006−10年)と比べ、24時間内の天気予報の精度が1.8%、気温予報が13%向上した。台風通過ルートの予報の誤差が26%減少し、世界先進水準に達した。気象災害による死亡者数が年平均2956人から1293人まで減少し、GDPに占める災害の損失の割合が1.02%から0.59%に低下した。気象予報・警報情報の一般人への伝達カバー率が80%弱に達し、一般人の気象サービスへの満足度が85ポイント以上で維持された。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月29日
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