平均消費支出でも北京と上海が3万元の大台突破
同統計によると、16年中国全土の国民一人当たりの平均消費支出は1万7111元(約28万2300円)と、名目で8.9%増、価格などの要素を差し引いた実質で6.8%増となった。
地域別で見ると、住民一人当たりの平均消費支出トップ10は上海(3万7458元<約61万円>)、北京(3万5416元<約58万円>)、天津(2万6129元<約43万円>)、浙江(2万5527元<約42万円>)、広東(2万3448元<約38万円>)、江蘇(2万2130元<約36万円>)、福建(2万167元<約33万円>)、遼寧(1万9853元<約32万円>)、内モンゴル自治区(1万8072元<約30万円>)、重慶(1万6385元<約27万円>)。
うち、上海と北京はいずれも3万元(約49万円)を超えている。住民一人当たりの平均消費支出が3万元の大台を超えているのも、中国ではこの2都市だけだ。
可処分所得で3位の浙江省は、消費支出では4位と順位を一つ下げ、可処分所得で4位の天津が、消費支出では順位を一つ上げて3位になっているのは興味深い。これは、天津の住民は浙江省の住民よりも惜しまずにお金を使っていることを示していると言えるかもしれない。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月1日
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