2012年に開催された十八大(中国共産党第18次全国代表大会)以降、中国を出国する留学生の数は着実に増加している。2016年、海外に赴いた中国人留学生の総数は54万4500人に達した。このうち私費留学生の総数は49万8200人と、全体の91.49%を占めている。2012年以降、私費留学生が全体に占める割合は92%前後を維持しており、「公費留学生主導・私費留学生主流」という構造がほぼ形成された。人民日報が伝えた。
1日に開かれた教育部(省)の記者会見において、2016年には計205ヶ国・地域の学生が中国に留学したことを明らかにした。
中国はすでに、世界最大の留学生供給源かつアジアで最も重要な留学先となり、2016年に中国に来た外国人留学生の数は44万人を突破した。中国人留学生のうち、「卒業後は帰国してキャリア発展を目指したい」とする人は8割を上回っている。帰国留学生数が出国留学生数を上回る「輸入超過」は、だんだんと縮小する傾向にある。2016年度、中国人留学生の9割以上が、米国・英国・オーストラリアなどの留学先トップ10ヶ国に留学した。このうち、英語圏の国家に留学する留学生は全体の77.91%を占めた。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月2日
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