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中国、「一帯一路」沿線国からの留学生が明らかに増加

人民網日本語版 2016年12月20日08:26

「中国のラオスに対する影響は拡大しており、中国語をマスターしていれば就職の機会も増える。それに、中国の教育水準は国際的にも認められている」。北京で留学生活を送るラオス人の留学生・蘇暁珊さんは留学した理由をそのように説明する。中国新聞網が報じた。

このほど発表された「中国留学発展報告(2016)」青書によると、「一帯一路」(the belt and road)の沿線国から中国に留学する学生が明らかに増加している。例えば、インドやパキスタン、カザフスタンでは、その数が10%以上増加している。中国に来る留学生を国別で見ると、トップ15に入っているタイやインドネシア、ラオス、マレーシアなど10ヶ国が「一帯一路」沿線国だ。

同報告を作成した「中国グローバル化シンクタンク」(CCG)の苗緑・秘書長は、「これらの国から中国に来た留学生は、将来の『一帯一路』沿線の建設や発展のうえで重要な意義を有している」との見方を示した。

前出・蘇さんは今年、中国政府から奨学金を受け、それによって北京での留学生活のほぼ全ての費用を賄えるという。「政府の奨学金政策は、『一帯一路』沿線の発展途上国から来る留学生にとってはとても魅力的。周辺国から留学生が増える理由の一つにもなっている」と蘇さん。

関連の奨学金の規模は今後も拡大する見込みだ。2016年8月、中国教育部(省)は「シルクロード」中国政府奨学金を設立し、今後5年、沿線国の学生が、毎年1万人中国で留学もしくは研修できるようにする方針だ。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年12月20日 

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