昨年末には、お世話になった友達への年賀状を作成するという活動を行いました。年賀状には、新年のあいさつに加え、学習したばかりの「(動詞)~てくれる」という文型を使って、「去年は~てくれてありがとう。」という感謝の気持ちを書くように言いました。生徒たちの年賀状を見ると、その他にも、相手の将来の夢を応援する言葉や、相手の良いところを褒める言葉などが書いてありました。数年後に見返して、友達との思い出や日本語の勉強のことについて思い出してくれると嬉しいです。
伝えたい思いがあってこそ、言語の意味があると思います。今後、特に高校3年生は受験対策になるようなテーマで作文を書く練習をしなければなりませんが、作文を書く前の導入や、書いた後の共有の場面で、少しでも心の通う言語として指導できるよう心掛けていきたいと思います。
平成28年度青年海外協力隊員 遼寧省鉄嶺市朝鮮族高級中学 日本語教師 橋本加代
「人民網日本語版」2017年3月14日
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