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「ワンパターン化」する祝日 調査:「祝日疲れを感じる」63.1%

人民網日本語版 2017年03月29日10:28

「ダブル11」、「ダブル12」、「クリスマス」、「春節(旧正月)」、「バレンタインデー」などなど、どの祝日もオンラインショッピング、会食、ご祝儀などと一緒に、まるで「コピー&ペースト」のように「ワンパターン化」する傾向が高まっており、多くの人が「祝日疲れ」を感じているのが現状だ。中国青年報が伝えた。

中国青年報社社会調査センターが先週、アンケート調査プラットフォーム「問巻網」と合同で、2003人を対象とした調査を実施した。その結果、「祝日疲れを感じる」とした回答者は全体の63.1%に上った。「友人たちとの集まり・会食(72.9%)」と「商店の販促・派手なショッピングイベント(64.2%)」は、祝日の過ごし方として最もよくあるパターンだが、回答者の64.2%は、「集まりなどへの参加を適宜調整し、休息のための時間を確保することで、祝日疲れを緩和するようにしている」と答えた。

回答者の年代別内訳は、「2000年以降生まれ」が1.0%、「1990年代生まれ」が20.0%、「1980年代生まれ」が53.7%、「1970年代生まれ」が19.2%、「1960年代生まれ」が5.3%、「1950年代生まれ」が0.6%だった。

〇「祝日疲れを感じる」63.1%

今どきの祝日の特徴や過ごし方には、具体的にはどんなパターンがあるのだろうか?「友人との集まり・会食(72.9%)」、「商店の販促・派手なショッピングイベント(64.2%)」という回答が最も多かった。そのほかには、「お互いにご祝儀を送り合う(57.4%)」、「ショートメッセージや微信(Wechat)で祝福メッセージを一斉送信する(45.0%)」など。これらの「ワンパターン」なイベントを経験し、「祝日を過ごすことに疲れを感じる」とした回答者は63.1%に上り、「疲れは感じない」人は20.7%にとどまった。

さまざまな祝日のうち、最も人気が高いのは春節や中秋節などの伝統的な祝日で、全体の71.6%を占めた。これに続いたのは多いものから順に、国際婦人デー(3月8日)や労働節(メーデー)などの国際的な祝日(38.1%)、クリスマスや復活祭などの欧米の祝日(35.0%)、「ダブル11」、「男子大生の日」、「女子大生の日」などの新興祝日(19.4%)だった。


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