中国南方航空と世界最大の航空会社アメリカン航空は28日午後に広州市で、「枠組み協定」、「株式買付協定」及び一連の事業提携協定を締結した。アメリカン航空は南方航空に2億ドル(1ドルは約111.2円)を出資し、後者が追加発行を予定しているH株を取得する。中米の2大航空会社はこれをきっかけに、長期的・全面的・戦略的パートナーシップを結んでいく予定だ。人民日報が伝えた。
南方航空集団の王昌順董事長(会長)は「アメリカン航空との事業提携は、中米関係の発展、『一帯一路』(the belt and road)の建設をサポートし、国有企業混合所有制改革を模索するための重大な措置だ。今回の事業提携は、アジア太平洋および世界の航空業界の構造に深い影響を及ぼす」と表明した。
またアメリカン航空のロバート・アイソムCOOは「当社は世界最大の、南方航空はアジア最大の航空会社で、高い相互補完性を備えている。両社の事業提携は出張や旅行など各ニッチ市場の発展を促進し、双方の航空便を利用する数百万人の乗客の利便性を高める」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月29日
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