国際航空運送協会(IATA)はこのほど、世界各国の航空会社の2016年の純利益について、356億ドル(約4兆940億円)に達するとの予想を発表した。また、純利益率も過去最高の5.1%に達する見込みだという。人民日報が報じた。
IATAが発表した報告によると、同年、予想純利益が最多だったのは北米で、203億ドル(約2兆3345億円)。アジア太平洋地域は73億ドル(約8395億円)だった。欧州は、業界の競争が熾烈であるほか、コストの高止まり、テロ事件などの要素の影響を受け、純利益は56億ドル(約6440億円)にとどまった。一方、地域紛争や商品が低価格であることの影響を受けたアフリカの業績が最も悪く、純損失が8億ドル(920億円)に達する見込みだという。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年12月14日
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