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安倍首相の真珠湾訪問に各国の学者から疑問の声

人民網日本語版 2016年12月26日13:15

日本の安倍晋三首相が近く真珠湾を訪問することについて、カナダ時間25日、カナダを含む53人の各国の学者、芸術家、ソーシャルワーカーが、第2次大戦の侵略の歴史を認めるのかどうかを安倍首相に詰問する公開質問状を連名で発表した。中国新聞社が伝えた。

53人の学者、芸術家、ソーシャルワーカーが公開書簡に署名。アカデミー賞を受賞した米国のオリバー・ストーン監督、アメリカン大学のピーター・ カズニック研究所長、及びプリンストン大学、日本・東京大学、韓国・西江大学、カナダ・サイモンフレーザー大学の専門家、学者が含まれる。公開質問状は英語と日本語で発表され、日本の専門家、学者多数も署名した。

公開質問状は「1941年12月8日、真珠湾奇襲の当日、日本の攻撃を受けた場所は真珠湾だけではなかった。真珠湾奇襲の1時間前、日本軍はマレーシア半島の北東沿海も攻撃し、続いて同日中に当時の英国の植民地数カ所及びアジア太平洋地域の基地複数にも進攻した。日本がこうした攻撃を発動したのは、中国の戦場での侵略戦争拡大に必要な東南アジアの海上の石油及びその他物資の輸送を確保するためだ」と指摘。

公開質問状は「安倍首相は真珠湾訪問時に、第2次大戦時に日本軍に侵略された主たる被害国の中国、韓国及びアジア太平洋諸国とその他同盟国の被害者にも哀悼の意を捧げることを検討するべきかどうか」と詰問した。

公開書簡に署名したカズニック氏は「日本とドイツは異なる。日本はその戦争の暴挙がもたらした千万に上る犠牲者に真摯に向き合い、贖罪したことがない。日本の歴史を粉飾する面で、安倍晋三氏は最前面へ突き進んでいる。われわれは安倍氏がこれを機会に歴史の恥を一挙に改めることを希望する」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年12月26日

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