携帯電話やパソコンで操作することにより、ロボットが背中を叩き、肩をもんでくれる。武昌理工学院情報工学学院の大学生4人は28日、同校のロボット展示イベントで、このオリジナルの「マッサージロボ」を発表した。人民網が伝えた。
電気自動化1601班の劉峰さんと呂新悦さんがこのアイデアを思いついた。彼らは運動が好きだが、バスケットボールをした日には毎回寝る時に腰痛に襲われるため、互いにマッサージするしかなかった。「マッサージロボを寝室のベッドに取り付ければ、寝たままマッサージを受けられて素晴らしいと思った」というのが今回の発明の動機だという。
彼らがデザインしたこのマッサージロボはコンパクトで、電源とコード、コントロールプログラム、モジュールなどからなる。移動させやすくするためラジコンをベースとし、さらに2つのロボットアームと2つの車輪を固定。呂さんは「ロボットアームは腕の運動を真似し、背中をもむことができる。ロボットアームはマッサージロボの主要部分で、操作によってモードを選ぶことができる。車輪の上下運動は、背中を叩く動きを真似ている」と説明した。
このマッサージロボにはセンサーが取り付けられており、携帯電話やパソコンのアプリでロボを操作できる。劉さんは「センサーをつけたのは、マッサージの力を調節するためだ。人によって力を調節したいはずだ。センサーの巧みなデザインにより、この問題を解消できる。ロボットの後部には固定用のクリップがあり、これを自由に使うことで、さまざまな休憩のスタイルにおいても、マッサージロボで快適さを享受できる」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月31日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn