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中米の協力深化は世界経済にプラス

人民網日本語版 2017年04月07日14:30

中国の習近平国家主席は6、7両日、米フロリダ州パームビーチの高級別荘「マー・ア・ラゴ」でトランプ米大統領と会談する。数多くの議題の中で大いに注目されているのが中米経済・貿易協力面の動向だ。アナリストは「中米両国は世界第一、第二の経済大国であり、世界経済の成長に決定的な影響を及ぼす。また、中米の経済は共にモデル転換期にあり、相互協力には非常に大きな潜在力がある。したがって中米が経済・貿易協力を一層深めることができれば、両国民にとってプラスであるだけでなく、世界経済にとって幸いなこととなる」と指摘する。人民日報が伝えた。

■経済モデル転換、高い補完性

一本の杭で物を支えるよりも、二本の杭で支え合う方が遥かに大きな効果がある。経済分野では、このように「1プラス1は2よりも大きい」ケースが多く、中米の経済・貿易関係はまさしくその顕著な一例だ。

1979年の中米国交樹立時、二国間貿易額はわずか25億ドルだったが、2016年になると製品貿易額は5196億1000万ドルに達した。中国ではこのうち米国製の航空機、医療設備、農産物への需要が高い。また、スターバックス、マクドナルド、ピザハット、ウォマートは多くの中国人にとって、すでに日常生活の一部となっている。同様に中国製の衣料品、おもちゃ、電子製品など安価で高品質な商品は米国の消費者に恩恵をもたらしている。

米国中国総商会(CGCC)の徐辰会長によると、市場の選択によって中米の経済・貿易関係は高度に相互補完的、相互依存的になり、両国はすでに互いに融け合い切り離せない利益構造を形成している。「中米の経済・貿易協力は市場行動であり、根本的原動力は市場とビジネス界にある」。

中国現代国際関係研究院世界経済研究所の陳鳳英研究員は、中米の経済・貿易には競争性と相互補完性が共に長年存在してきたと指摘する。「以前は両国の経済・貿易の相互補完は『米国が中国に資本を輸出し、中国が米国に製品を輸出する』というものだった。それが今では中国が航空宇宙、インターネット応用、インフラ整備、工業製造能力などの面で大きく向上し、中米経済・貿易の相互補完性も公共財、資本、発展ノウハウ・理念などグローバル・ガバナンスのレベルにより多く表れている。こうした相互補完性は中米が互いに必要としているだけでなく、世界経済も必要としている」。


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