日本の安心安全な子育て情報を紹介する「ミキハウス プレママ・プレパパセミナーin上海」が8日、上海のある産後療養施設で開催され、たくさんのプレママ・プレパパカップルが集まった。セミナーでは、ミキハウス認定子育てキャリアアドバイザーが「初心者」のプレママ・プレパパに日本式の丁寧な赤ちゃんの世話の仕方を伝えた。新華網が報じた。
セミナーでは重さ3キロの赤ちゃんの人形が用意され、「その重さ、大きさ、感触などは全て新生児にそっくり」という。多くのプレママはその人形を初めて持ち上げると「重い」と声を上げ、「母親」の苦労を体感する。
約2時間のセミナーで、日本のキャリアアドバイザーはさまざまな道具を使いながら、新生児の特徴を説明し、生まれたばかりの赤ちゃんの安全な肌着の着せ方、沐浴のしかたなどを手取り足取り教えた。上海人の董さん(男性)は横に座っている妻に質問しながら、不慣れな手つきで人形に服を着せ、「簡単に見えるけど、実際にやってみるととても難しい」と話した。
ここ2年、ミキハウスは日本各地で同様のセミナーを200回以上開催しており、中国では今回が初めてとなった。ミキハウス・営業企画部の今水さんは、「日本の熟練の経験を通して、中国の若いプレママ・プレパパの疑問や戸惑いを解消し、中国の赤ちゃんに健康に成長してもらいたい」と話す。また、キャリアアドバイザーも、「育児のやり方はケースバイケース。プレママ・プレパパたちには臨機応変に、子供の性格や習慣に合わせて、自分達ならではの育児方法を編み出してほしい」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月12日
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