日本テレビ(NTV)が今年4月に放送を開始した連続テレビドラマ「ゆとりですがなにか」は、「ゆとり世代(ゆとり教育の下で育ってきた若者)」3人が、仕事・家庭・恋愛・友情などさまざまなシーンで問題に直面し翻弄されつつも、自らの生活や人生に正々堂々と立ち向かっていくというストーリーだ。
「90後(1990年代生まれ)は本当にダメだ」―これは、中国では頻繁に耳にする言葉だ。「90後」特有の成長環境から、彼らは社会で特殊な位置に置かれるようになった。だが幸いなことに、「90後」は中国語の文脈においては、完全に「否定的な言葉」という訳ではなく、社会には、肯定的・否定的両方の評価がある。
「ゆとり世代」は、日本では、やや「否定的な」意味合いを持つ言葉だ。「ゆとりですがなにか」の中で、男性主人公の上司が常日頃から、「だからゆとり世代はダメなのだ」と口にしている。この台詞は、「ゆとり世代」に対する日本社会全体の評価を代弁している。
「ゆとり世代」とは何か?なぜ「1987年」なのか?彼らはどんな特徴を備えているのか?彼らを描写するのになぜ「ドラマ」が作られたのか?
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