外交部(外務省)の陸慷報道官は13日の定例記者会見で「中国は元々為替操作国ではない。これは客観的事実だ。人民元相場問題における中国側の立場は一貫した、明確なものだ」と表明した。
【記者】トランプ大統領は「中国は為替操作国ではない。米国は中国を為替操作国には認定しない」と表明した。これについてコメントは。
【陸報道官】中国は元々為替操作国ではない。これは客観的事実だ。人民元相場問題における中国側の立場は一貫した、明確なものだ。われわれは引き続き人民元為替制度改革を推進すると同時に、人民元相場の合理的で均衡ある水準での基本的安定を維持する。通貨安競争によって輸出を刺激する考えはなく、人民元に持続的下落の基礎はないことを、われわれはすでに繰り返し述べている。われわれは引き続き米側と平等及び互恵の原則に基づき、各分野の実務協力を拡大し、両国の経済・貿易関係のよりバランスのとれた発展を推し進めることを望んでいる。中米両国首脳も「マー・ア・ラゴ」での会談時に両国の経済・貿易関係をめぐり長時間、踏み込んで話し合った。その重要な共通認識の1つが、共に努力して、広範な分野で両国の実務協力を拡大すると同時に、溝を適切に管理・コントロールするというものだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年4月14日
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