中国自動車流通協会有形市場分科会の蘇暉・常務副理事長は、「ライセンス登録管理制をやめ、自動車を一般的な流通商品とみなし、市場参入のハードルを緩和することは、市場の競争にとってプラスになる。新規定はライセンスを受けたモデルと受けていないモデルの併存を認めており、今後の市場ルートは一層多様化して、自動車販売市場がより活発化するのを効果的に後押しすることは確実だ」と話す。
北京運通国融投資有限公司の李◆総裁(◆は立へんに紘のつくり)は、「新規定が打ち出されて、これまでの4S店の『独占モデル』は打破され、サプライヤーとディーラーの選択肢がこれまでより増えることになる。社会資本がより多く自動車流通産業に流れ込むようになると予想される」と話す。
最近、国美や蘇寧をはじめとする家電製品の小売企業が自動車販売分野に相次ぎ参入している。国美はこのほどオンラインチャンネルを通じて新たな年の自動車の戦略的協力・企業誘致プランを発表した。カバーする分野は新車市場、中古車市場、アフターサービス市場、自動車金融市場など多岐にわたり、北京行円汽車情報技術有限公司と共同で全国に独立店舗4千店を設立することも含んでいる。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年4月17日
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