C919は座席数150席クラスの最も主要な航空輸送市場をターゲットとしており、世界で主流の運航基準および市場運営基準を踏まえて研究開発された幹線航空用航空機であり、これまでずっと国内外の市場で注目を集めてきた。
C919の総設計士の呉光輝さんは、「C919は適切なタイミングで、正確なモデルによって打ち出された高水準の製品だ。C919はまず中国国内の航空輸送ニーズに応えなければならない。中国は世界最大の民間航空市場であり、航空機の需要が最も多いからだ。国内市場に足場を置いて、世界市場にに向かうというのが、私のC919に対する位置づけだ。設計上の航続距離から考えて、C919は中国のどの地点からどの地点への運航にも対応できる」と話す。
今後20年間に中国航空輸送市場では幹線航空用航空機5962機が必要になり、価格は9千億元に迫るとみられる。急速に発展する航空輸送市場は中国が大型旅客機と民間航空機を発展させるために着実な支持、幅広い支持を提供している。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月8日
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