「マー・ア・ラゴでの中米首脳会談時、中国の崔天凱駐米大使が米側に対して、朝鮮への圧力強化の見返りにハリス米太平洋軍司令官の解任を求めた」との報道について、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は8日の定例記者会見で「全くのでたらめだ」と述べた。
【記者】日本の共同通信社はこのほど「関係筋」の話として、マー・ア・ラゴでの中米首脳会談時、中国の崔天凱駐米大使が中国政府を代表して、米側に対して、朝鮮への圧力強化の見返りに、対中強硬姿勢を示すハリス米太平洋軍司令官の解任を求めたと報じた。この報道は事実か。
【耿報道官】全くのでたらめであり、反論にも値しない。
【記者】共同通信社が「関係筋」の話を引用して中国関連のニュースを捏造するのはこれが初めてではない。こうしたやり方についてコメントは。
【耿報道官】共同通信社は比較的大手のメディアだと言え、こうしたメディアは自らの名声を重んじるものだと思っていた。だがこの報道に関しては、共同通信社が中米が外交の場で米軍の人事任免問題を議論するなどと信じるほどナイーブなのか、それとも何事もないのに問題を引き起こし、人々の注目を集めるニュースによってやりくりしなければならないほど不景気なのか、または何らかの目的を達成するために、魂胆をもって意図的にデマを流したのか、分からない。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月9日
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