5月12日は「国際ナースデー」。今年で106年目を迎えた。中国社会福利基金会(919ナース親切計画)、新華公益、護聯網が共同で発表した「中国のナースの発展現状に関する調査報告」によると、クオリティの高い看護サービスが患者らの間で好評を博している。調査に答えた患者とその家族の81.5%が「ナースが業務中に示してくれる関心を感じたことがある」、一般回答者の85%が「ナースは『白衣の天使』」とし、「責任感がある」、「親切」などの言葉でナースを称賛した。人民日報が報じた。
同報告は2016年12月から、西蔵(チベット)自治区を除く、中国全土の30省(市)、自治区で展開された調査を基にまとめられた。調査は、311都市をカバーし、5万人から回答を得た。同報告によると、回答したナースの50%が「心が傷付いたことがある」、約79%が「道具などで傷付けられたことがある」、約10%が「1週間当たりの勤務時間が60時間を超えている」、約86%が「カウンセリングが必要」と答えた。一方、患者とその家族の90%も「ナースに悩みや相談を聞いてほしい」と答えた。また、ナースの所得は低く、多くのナースがキャリアアップと昇進を強く望んでいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年5月13日
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