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北京で松山バレエ団が「白毛女」を上演 中日の「喜児」が抱擁

人民網日本語版 2017年05月22日16:41

おなじみの音楽、歌手・朱逢博(チュー・フンボー)の美しい歌声・・・。日本の松山バレエ団が19日夜、北京の人民大会堂で、代表作である「白毛女」のニューバージョンを披露し、観客6000人以上で埋まった会場は熱気に包まれた。著名なバレリーナである森下洋子さん(69)は、中国の農村の18歳の少女である「喜児」を演じ、「北風吹」の歌声に乗って踊り、観客を魅了した。公演終了後、出演者全員が、観客と共に中国の国歌「義勇軍進行曲」を熱唱し、感動のフィナーレとなった。北京青年報が報じた。

中日友好のシンボルである松山バレエ団の創始者である清水正夫さんと松山樹子さんは1955年に中国映画「白毛女」を見、「喜児」をめぐる物語に感動、いろんな問題を克服し、「白毛女」をバレエ化し、58年に初めて中国公演も行った。バレエ版「白毛女」が誕生して70年の間、中日関係がどれほど冷え込んだ時でも、松山バレエ団は中日国民の平和、友好促進に力を注いぎ、「白毛女」の中国公演を15回行ってきた。

新「白毛女」では、バレエと中国の民族舞踊のコラボがより多くなっている。特に山奥に逃げ込んだ「白毛女」がこの時代で同じ境遇にさらされ、苦しみに喘ぐたくさんの女性達を象徴する姿として踊る姿は、見る人々の心を大きく揺さぶる。新「白毛女」のエピローグでは、喜児と大春がついに愛を実らせ、結婚式を挙げ、その愛が感動的に描かれている。松山バレエ団のアーティストらは「白毛女」に少し手を加えているものの、中国の観客にも好評を博し、上演が終わると観客らは大きな拍手で称賛の思いを伝えた。


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