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一流博物館が文化の流行をけん引 (2)

人民網日本語版 2017年05月24日08:32

◆国家博物館、新石器時代の玉竜に命を吹き込む

新石器時代の玉竜を柔らかなフォルムの銀のペンダントヘッドに、唐黒釉三彩馬を可愛らしい冷蔵庫マグネットに、そして清紅彩金魚紋長方形花盆を精巧なテープに。国家博物館はこれまでに収蔵されている文化財の魅力を惜しみなく発揮する3000種以上のハイクオリティな記念品を開発している。

国家博物館経営・開発部の蒋名未副主任は「当館には豊富な収蔵品がある。国内での文化博物館の模範としての力を発揮し、多くの文化財に命を吹き込まなければならない。文化財の真髄を記念品で表現することで、中国のソフトパワーを示すことができる」と述べた。

◆上海博物館、「宋徽宗」のトートバッグが人気商品に

上海博物館に収蔵されている「柳鴉芦雁図」は、宋徽宗(趙佶)の数少ない現存する作品の一つ。上海博物館はそれを用い、シンプルでおしゃれなトートバッグを作成した。

上海博物館の記念品は当初、主に外国人をターゲットとし、文化財の模造品に力を入れていた。上海博物館はこの10年間でモデルチェンジに成功し、主に国内の消費者向けに、1万種類弱の記念品を販売している。

上海市で学ぶ新疆ウイグル自治区出身の劉東露さんは「これらの記念品により、一般人も博物館を持ち帰ることができる。自宅を博物館の最後の展示ルームにし、伝統文化を生活の隅々まで浸透させることができる」と語った。

博物館の記念品産業は、中国文化事業の重要な一部だ。単院長ら専門家によると、「博物館条例」や「国務院の文化財活動のさらなる強化に関する指導意見」などの政策が近年打ち出され、文化創造・革新・創意がかつてないほど重視されるようになり、博物館の記念品の開発は、かつてないチャンスを迎えている。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年5月24日


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