有人潜水艇「蛟竜号」がマリアナ海溝で25日、1年前に特別な事情から水深6300メートルの深海に残されていた採水器を発見し、その回収に成功し、暗中模索を意味する中国のことわざ「海に落とした針を探す」ことを実現してみせた。新華社が伝えた。
本航行段階首席科学者の彭暁■氏(■は丹へんに彡)は深海から船上に戻るとただちに、「水深6300メートルの深海に1年取り残されていたガスタイト採水器の回収に成功した。これは世界的にも珍しいケースで、蛟竜号の正確な作業能力、潜水士の操縦水準、関係者のチームワークを十分に示すものだ。また海底で1年取り残されていた水のサンプルを、今回収集したサンプルと比較し研究することができる」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月26日
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