教育は両国間に大きな橋を架ける。中独ハイレベル人的・文化的交流対話制度の開始は、ちょうどヴィルヘルム・フォン・フンボルト生誕250周年及び蔡元培の北京大学学長就任100周年にあたる。かつて季羨林の『留徳十年』はドイツ式の謹厳を余すところなく描写した。現在、ドイツの大学で最大の留学生グループは中国人だ。中独の教育交流・協力を深めるため、ドイツ連邦教育研究省は『中国戦略2015-2020』を打ち出した。中独の職業教育交流・協力は特に目覚ましく、両国政府は職業教育協力提携を結んだ。
人的・文化的交流の未来は青年に在り。2016年に習主席とガウク大統領(当時)が始動した中独青少年交流年は「交流、友情、未来」をテーマに300件近くの活動を行い、両国の青少年6万人余りを引きつけた。交流で最も重要なツールが言語だ。すでに中国語はドイツの小中高400校余りで教えられ、1万人近くのドイツの青少年が中国に留学。2016年の中高生「漢語橋」決勝戦ではドイツチームが優勝した。
利益によるつきあいは、利益が尽きれば散る。勢いによるつきあいは、勢いがなくなれば傾ぐ。ただ心によるつきあいこそが長く続く。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月27日
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