5月31日午前9時20分、河北省の石家荘空港を飛び立った河北航空NS3327便が同省承德市の普寧空港に着陸。普寧空港が正式に開港し、民間航空機が発着する空港がなかった同市の歴史が幕を閉じた。同省の張家口、承德、秦皇島の支線空港の空間的構造がほぼ形成され、民間航空機の主線と支線を組み合わせた航空便ネットワーク、空港ネットワークの構造がさらに整備されている。北京日報が報じた。
10路線以上開通へ
承德空港の楊宏吉・総経理は、「当空港は、国内旅行支線空港という位置づけ。囲場満族モンゴル族自治県、豊寧満族自治県のゼネラル・アビエーションのトランジット空港となる。主に、中国国内の中距離、短距離の路線を利用する旅客にサービスを提供し、長距離の運輸任務にも多少対応する。当空港は、中国国内の中距離、長距離路線を10路線以上開通させる計画」と説明している。
開港に伴い、承德空港は石家荘と承德を結ぶ路線を開通した。その他、承德と深セン、哈爾濱(ハルピン)、重慶、三亜などと結ぶ路線も開通する計画であるほか、将来的には、上海、西安、広州などと結ぶ路線も設置される予定という。
楊総経理によると、同空港が開港し、これまで列車なら9時間、高速道路なら7時間かかっていた石家荘と承德間がわずか1時間で結ばれたことになる。
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