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中国でドキュメンタリーを製作する竹内亮さん「僕は南京大根」 (2)

人民網日本語版 2017年06月05日10:28

「僕がここに住んでいる理由」の撮影チーム。

【カメラの前で独特で、正直な中国人を撮影するのが大好き】

13年、竹内さんは南京で「和之夢文化伝播有限公司」を立ち上げた。初めは、中国のテレビ局と提携する計画だったものの、基礎がなく、資源にも限りがあり、テレビ局との提携はまとまらなかった。

「でも、中国のインターネットプラットフォームは、とても自由で、いろんな人に見てもらうことができ、認めてもらえるかもしれないと思った。影響力は僕が思っていたよりも大きかった」と竹内さん。

15年、竹内さんは貯金を使って、「僕がここに住んでいる理由」の製作を始めた。監督一人、カメラマン一人、司会者一人で、その撮影の対象は日本に住む中国人と中国に住む日本人だ。その中には、羽田空港のナンバーワン清掃員である中国人や江西省で一人暮らしをしている中年の日本語教師、日本で相撲をしている内蒙古(モンゴル)自治区出身の男性、あまり知られることなく福島県で農業をしている中国東北出身の若い男性などがいる。

同ドキュメンタリーは1話約10分で、主人公の年齢や職業、プロフィールはさまざまだ。主人公の中には、勉強するために海を渡った人や仕事で中国や日本に派遣された人、芸術の分野で自分の夢を追い求めて中国や日本に来た人、家族の生活を変えるために海を渡った人などだ。

竹内さんが毎回ドキュメンタリーの冒頭で語っているように、「今は交通の便がよく、人口の流動が激しい時代で、一人の人がある場所で生活しているのには、必ず深い理由がある」といえる。

竹内さんの撮影の手法はとても独特で、台本を準備したことは一度もない。また、製作するまで、撮影の対象についてほとんど知らず、街中で突然声をかけただけの人もいるという。製作中、竹内さんは無理に感情に訴えることはなく、会話をしたり、食事をしたり、一緒に遊んだりしている様子を記録していく。

「そのようにすれば、ドキュメンタリー全体が型にはまることを避けられる」と竹内さん。また、「自分が製作したドキュメンタリーを通して、視聴者が最もリアルな中国と日本の一般市民を目にし、互いの感情や認識を自然に変えたい」と話した。

日本人である竹内さんはなぜ海外で生活している中国人をカメラに収めることにこだわるのだろう?その答えは「好きだから」という単純明快なものだった。

「僕は中国人を撮影するのが大好き。中国人はカメラの前でも独特で、とても正直。考え方や感情全てを表現してくれる。一方、日本人は子供のころから、『他の人に迷惑をかけてはいけない』、『他の人と違っていてはいけない』と教育され、ほとんどの場合自分の考えを心に秘める」と竹内さん。


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