コンテンツプラットフォームの良質オリジナル作品争奪戦が白熱 (2)

またプラットフォーム側も独占的コンテンツを求めている。独占的に権限を与えられた文章に対し、今日頭条は現金の補助金を支給するだけでなく、ネットワーク全体で文章の著作権を侵害されないよう保護し、優先的に推薦するようにしている。UC訂閲号の陳超社長はコンテンツ補助金プラン「W＋量子計画」の補助金支給基準を説明した際、「核心的なねらいはコンテンツ制作者にオリジナルの、初めて公開するコンテンツをより多く公開するよう呼びかけることにある」と述べた。

コンテンツプラットフォームの「金に糸目をつけない競争」がますます激化しているが、短期的には勝敗を確定することは難しい。投資機関の華映資本の季薇・創業管理パートナーは、「コンテンツ型企業の各製品はそれぞれ異なるユーザーに向けられている。コンテンツ創業での課題は、プラットフォームでコンテンツを商業化する能力があるかどうかだ。各界の達人、ネット有名人を巻き込んで、彼らが系統的にブランド力をもちながらコンテンツを制作するよう後押しし、さらに複数のルートでコンテンツを広め、最終的に多様な方法でコンテンツの現金化を達成できるかどうかだ」と話す。（編集KS）

「人民網日本語版」2017年6月6日