▽不動産業界が慈善家が最多
もう1つの興味深い現象は、不動産業で最も多くの大口慈善家が誕生したことで、40人を数え、前年より5人増えた。金融・投資産業は28人で同5人減少。IT(情報技術)産業は15人で同2人増加。不動産、金融・投資、ITが引き続きランキングに並ぶ慈善家の最も多い3大産業となり、全体の6割を占めた。
許家印氏が13年連続でランク入りし、09年からは王健林氏がランク入りを続け、今年も名前が挙がった。中国一の富豪・王氏の昨年の寄付金額は6億5千万元で6位となり、万達集団の名義で貴州省黔東南苗族■(にんべんに同)族自治州丹寨県での貧困扶助事業に4億9千万元、中国サッカー協会に7千万元を寄付している。
このほか広東省は企業の本社を設ける慈善家が最も多い地域となり、昨年より4人増えて25人がランク入りした。北京は同9人減少して16人の2位、香港は7人増加して11人の3位だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月9日
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