2017年9月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

新着|政治|経済|社会|文化
中日|科学|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

中国の若者、70.3%が「結婚に関する儀式やイベントは重要」 (2)

人民網日本語版 2017年06月12日11:17

〇「結婚に関する儀式やイベントは男性が主導的に行うべき」47.2%

結婚に関する儀式やイベントのうち、何が最も重要視されているのだろうか?「結婚記念日(62.1%)」と「結婚式(55.2%)」がトップに立ち、「誕生日(47.2%)」、「バレンタインデー(37.9%)」、「昇進した日や卒業証書を受け取った日などの重要な記念日(18.5%)」がこれに続いた。

結婚に関する儀式やイベントをより主導的に行うべきなのは、男性なのか女性なのか?回答者の47.2%は、「男性」と答え、「男女どちらも主導的であるべき」は35.1%、「女性が主導的であるべき」は9.8%、「どちらでも構わない」が7.9%だった。

儀式やイベントを行わないことで、夫婦間の愛情が不安定になり得るのだろうか?回答者の49.9%が、「不安定になる可能性がある」と答え、その理由は、「相手から重要視されていないと感じる」だった。また、「儀式やイベントは、形式的なものに過ぎないため、夫婦間の愛情が不安定になることはあり得ない」とした人は33.7%だった。

「結婚後、男性は家族を養うために仕事にのめり込み、ロマンチックな愛情表現や自分の感情を素直に表現することができない男性は、結婚に関する儀式やイベントの重要性を軽視する可能性がある。一方、女性は自分に絶えず愛情表現をしてくれる人を必要としている」と凌子氏は指摘した。

潘允康氏は、次のような見方を示した。

「結婚に関する儀式やイベントは、夫婦の結びつきをより強めるのに効果的だ。たとえば、お互いの両親を大事にする、あるいは夫婦がお互いを大事にするような儀式やイベントを行うことで、お互いを尊重する気持ちが促される、結婚の価値を再認識する、などの効果が得られる。だが、そのような効果にも限度があり、結婚生活の安定・不安定を決定づける要素ではない。安定した夫婦関係を続けるためには、2つの面から考える必要がある。まず、お互いの相手に対する思いやりや理解しようと努める心がけだ。もう一つは、学歴、家庭環境、ルックスなどの外的要素だ。これら2つの面での融合が高まれば高まるほど、結婚の安定度も高まっていく」。

〇57.0%が「結婚に関する儀式やイベントを行う中で愛情とエネルギーが生まれる」

結婚に関する儀式やイベントは、夫婦にどのような恩恵をもたらしてくれるのだろう?回答した若者の57.0%は、「相手に対する愛情や結婚生活における新たなエネルギーが生まれる」と答えた。このほか、「儀式やイベントは、相手に対する感謝の気持ちや愛情を改めて想い起させてくれる(52.8%)」、「儀式やイベントを通じて、普段は日常生活に埋もれているロマンチックな気持ちを感じることができる(46.0%)」、「儀式やイベントを通じて、生活がありきたりなものでなくなる(42.9%)」、「お互いが大切な存在であることを気付かせてくれる(37.8%)」、「仕事や生活の苦労や大変さが払しょくされる(31.6%)」などの答えが挙がった。

凌子氏は、「結婚に関する儀式やイベントは、決して強制されるものではない。夫婦の一方が強く主張しても、パートナーの金銭的・時間的理由によって実現できない場合もある。たとえ実現できなくとも、決して相手を恨んではならない。相手を恨めば、お互いの溝はますます深まるという悪循環に陥る恐れがある」と警告している。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年6月12日


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント