ドラマ評論家の楊文山氏は、「放送開始と同時に視聴者から寄せられている厳しい声は、中国の視聴者がリメイク版に対して感じる条件反射的なものだろう。特に、日本ドラマに対してはその評価が厳しくなりやすい。ドラマの分野では、英国や米国ドラマが好きな人は、日本や韓国ドラマを見る人を批判し、日本や韓国ドラマを見る人は、香港や台湾ドラマを見る人を批判し、香港や台湾ドラマを見る人は中国大陸部のドラマを見る人を批判するというネガティブな構図がある。日本ドラマのリメイク版は、日本ドラマファンにとっては、抜け道を走ったり、割り込みをするような行為と同じで、許しがたい思いがするのだろう」と分析している。そのため、大量の一つ星の低評価には、「復讐心」のようなものが込められており、今後、オリジナルのストーリーが放送されれば、「許して」もらうことができ、視聴者から正当で客観的な評価が寄せられるようになるかもしれない。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年6月16日
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