千年以上受け継がれて来た技法も後継者が問題
現在、故宮博物院のほか、英国の大英博物館、カナダ・トロントの美術館であるマクマイケル・カナディアン・アート・コレクションなど、世界の有名な博物館も、競って湯さんの作品を収蔵している。
しかし、湯さんの心配の種は、乾漆夾苧技法の後継者問題で、「私の、第一陣、第二陣の弟子はみんな退職してしまった。第三陣、第四陣の弟子も40代。今の若者のうち、学歴のある人はこの技法を学ぶことに興味を示さないし、学歴がないと学ぶのは難しい。このような工芸品は、将来は博物館でしか見ることができなくなるのではと心配している」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年6月16日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn