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「手土産」に見る日本の文化 (2)

人民網日本語版 2017年06月26日15:39

また、社会各界は文化を慎重に保護し、「文化」にとって、日本は肥沃な土地となっている。例えば、人口400万人以下の横浜に、シルクや陶器、能楽、クルーズ、鉄道模型、さらにはインスタントラーメンなどの博物館、記念館が28ヶ所以上ある。フードテーマパーク・新横浜ラーメン博物館の壁では日本全国約30都市それぞれの独特なラーメンが紹介されている。一杯のラーメンが「文化」となるというのは、日本人が生活を楽しんでいることのほか、日本人が現地の文化を敬い、大切にしていることを示している。

日本人は文化を大切に、それを守っているだけでなく、それをライフスタイルに取り込むことにも長けている。「すしの神様」と言われる寿司職人・小野二郎さんは70年以上寿司を握り、「飯炊き仙人」と呼ばれる村嶋孟さんは50年にわたり極上の銀シャリを炊いている。日本の文化はこのように、日常生活の一コマと伝統文化が組み合わさって形成されている。そこには、日本人の一つのことをとことん極める「匠の精神」が詰まっており、日本の一部の商品は海外で好評を博する「文化発信ツール」となり、クオリティへのこだわりが、多くの人の日本に対するイメージとなっている。

慎重に保護し、心を込めて完璧さを目指すことで初めて、推敲を重ねても鑑賞にたえる文化的作品を作り出すことができる。クオリティの高いコアを有する文化を、それを時間をかけてじっくりと海外にPRすることで、日本の文化は独特の地位を築いている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年6月26日


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