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調査:一線都市住民の82%が「お見合い経験あり」 (2)

人民網日本語版 2017年07月05日10:28

〇「適齢期の独身者の交際に関する問題を解決することが重要」71.7%

なぜお見合いをするのか?回答者の64.9%は、「交際範囲が狭く、異性と知り合う機会が非常に少ないから」と答えた。このほか、「両親がお見合いするよう迫る(61.8%)」、「お見合いは婚活の時間節約になる(39.0%)」などの答えが挙がった。

肖さんは、「これは極めて深刻な問題だ。労働組合などの組織が交流会やお見合いパーティーを頻繁に開催して、独身男女の恋愛・結婚問題を解決してくれるよう望んでいる。自分が毎日のように行っている、『海に落とした針を探す』のにも似た行為は、全くもって無意味だと思う」との見方を示した。

若年層の異性との交際問題は、長い間世間の関心を集めてきた問題だ。数年前から、婚活サイトやアプリなどのプラットフォームが大人気となり、極めて高い話題性をキープし続けている。「適齢期の独身者の交際に関する問題を解決することが非常に重要」と考えている人は71.7%に上った。

〇「若い人はどんどん外に出て、交際範囲を広げるべき」67.4%

劉琪氏は、「今どきの男女は、自分の立ち位置を正確に把握するべきだ。お見合いも決して悪くはない。中立的な立場から物事を見極め、理想の恋人像と現実との折り合いをつけ、相手の足りない点を受け入れることを学ぶと、結婚相手を見つける成功率はより高まるだろう」と指摘した。

姚露氏は、「若者は、何よりもまず家から外に出て、交際範囲を広げ、さまざまな野外活動や交流活動に参加すべきだ。また、身近な人から恋人を見つける必要がある。あまりにも高い理想を追い求めないこと。ほどほどが最も良い。一部の独身男女は、メンタル面での壁を乗り越え、交際範囲が拡大するチャンスをみすみす逃さないように」と提案した。

著名心理学者でEQ(心の知能指数)教育専門家の張怡■(■は竹かんむりに均)博士は、次のような見方を示した。

「比較的年齢が高い独身男女は、プロジェクトマネジメントという概念を婚活マネジメントにも持ち込む必要がある。座って待っているだけでは、ご縁はやってこない。自ら進んでイベント活動に参加して、友人との交流を深めるべきだ」。

「交際するうちに、どうしても避けられない問題が発生した場合に、いかにしてその問題を処理するかという点が非常に重要だ。交際中のトラブル管理能力を養うことがポイントとなる。自分の態度や物腰はあくまでも低く保つべきだ。例えば自分の学歴やバックグラウンドの方が優れていることを笠に着て、相手に対して横柄な態度、上から目線をとってはならない。女性は、『私は女性なのだから、私に譲ってよ』などといった、世間によく見られる『観念』を打ち捨てなければならない」。

「親として、子供を尊重し、友人宅の子供を家に呼んで集うなど、子供のために機会を設けるよう心掛けること。だが、本人の代わりに決定することや、さらには誰と交際相手するかを強制することはご法度だ。一人一人が独立した個人である。『子供には子供の幸せがある』ことを信じること。子供が、自らの力で、自ら望んで恋愛関係を築き、自分で幸福を追求するように仕向けることが重要なポイントだ。子供の結婚を心配することは、その多くを親自身の心の中に留めておき、口に出すのは最小限にとどめ、提案や指導を適宜行うだけで十分だ。さもないと、子供はより多くのプレッシャーを感じてしまう」。

調査によると、回答者のうち、「若者は、外出する機会をもっと増やし、交際範囲を広げるべき」とした人は67.4%に達した。このほか、「勉強会やお茶品評会などの交流活動を個人的に開催することが非常に重要(66.4%)」、「所属する企業・機関が交流活動を頻繁に開催するよう希望する(53.2%)」、「友人による紹介の方が安心できる(44.4%)」などの提案が挙がった。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年7月5日


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