「支付宝」(アリペイ)は6月27日、南アフリカ共和国市場への進出を発表し、これにより同社のキャッシュレスサービスがアフリカ大陸に上陸したことになった。支付宝のキャッシュレス事業はすでに5大陸へと広がっている。新華社が伝えた。
支付宝はアフリカで現地の協力パートナーとともにキャッシュレスサービスを展開する。応用場面の第1弾は南アフリカの有名観光バス「ホップオンホップオフバス」で、ヨハネスブルグやケープタウンなどの観光スポットを網羅する観光客にとって重要な旅の交通手段だ。今後はデパート、空港、レストランなどの消費シーンでも相次いでキャッシュレスサービスを打ち出すという。
ここ数年、中国人観光客が世界のあちらこちらに出かけるようになり、これにともなって支付宝のキャッシュレスサービスのグローバル化の歩みもますます加速している。6月初めにはモナコ政府が支付宝と戦略的協力合意を締結し、国を挙げて支付宝のサービスを利用すると発表した。
支付宝は欧米、東南アジア、香港・澳門(マカオ)・台湾地区などでも、オフラインの実店舗12店以上で利用されており、カバー範囲はレストラン、スーパー、デパート、コンビニエンスストア、免税店、テーマパーク、空港などに及び、18種類の外貨建ての決済に対応している。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月5日
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