◆中国と科学研究協力する国が倍増
同報告書によると、2006−15年までの世界国際科学研究協力ネットワークにおいて、米国は揺るぎない地位を占めて世界科学研究センターとしての座を守り続けている。英国、フランス、ドイツ、中国、カナダなどは、協力ネットワークの中での地位を高めた。中国は現在、米国との協力規模が最大の国になっている。
中国と経済協力開発機構(OECD)加盟国の科学研究共同論文数は、2006−10年の10万編以上から2011−15年の23万編以上と約2.2倍増加した。同報告書によると、中国との共同論文発表数が最も多いのは米国で、規模が最大なのも米国となっている。2011−15年の発表数は12万2775編で、2006−10年より7万編以上増え、約3.6倍増加した。
中国の「一帯一路」(the Belt and Road)の提案に伴い、中国と沿線諸国の協力の規模と範囲が拡大し、より緊密になった。サウジアラビアは2010−15年に、中国との共同論文発表数の増加率が最大の国になった。2010年の217編から2015年の3585編と激増し、約16.5倍増加した。中国との共同論文発表数上位10ヶ国を見ると、2015年の高被引用論文数は2010年の3−6倍に増加しており、高被引用論文の割合が大幅に上昇している。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月5日
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